フォントには様々なデザインのものがあります。大きく分けて和文フォントと欧文フォントがあります。現在はおもに『モトヤの基本書体』を使用しています。同じ文章でも、書体を変えると印象が大きく変わります。場面場面によってフォントの選択が重要になってきます。

フリーフォントもWEB上で多数出ていますが、安全性が確認できるサイトでないとウイルス感染を引き起こしたり、スパムサイトへ誘導されたりと問題が起こる可能性があります。
また著作権の問題、そのフォントの使用できる範囲、クレジット表記が必要な場合、個人的な目的の場合のみ可能と様々な利用制限があるため注意が必要になってきます。またフォントをインストールしすぎるとソフトウエアの起動が遅くなったり等のトラブルもあります。

色々な出力環境に対応するためには、フォントのアウトライン化をする必要があります。フォントのアウトライン化は文字化け、フォントの置換、文字組の崩れなどを防ぐのに有効な方法で、フォントをアウトライン化してしまえば、文字としてではなく図形の一種になります。
しかし、アウトライン化されたフォントは編集できなくなってしまうため注意が必要です。

和文は「仮想ボディ」と呼ばれる矩形の中にデザインされるのが基本となっています。
「字面」は書体によっても、また漢字・仮名・記号などの種類によっても変わってきます。